納骨式に適した服装とは?納骨式の正しい服装や注意点を紹介

納骨式に適した服装とは?納骨式の正しい服装や注意点を紹介
納骨式は通夜や葬儀と比べて参加する機会が少ないため、参加するときの服装で悩まれた方もいらっしゃるのではないでしょうか?実は、納骨式の行う時期によって正しい服装は変わってきます。

そこで今回は、納骨式の正しい服装や注意するべきことなどについてご紹介します。納骨式での服装で悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

納骨式の正しい服装

納骨式の正しい服装は四十九日前か後によって変わります。ここでは、四十九日前後それぞれの場合での服装について紹介します。

四十九日以前の納骨式の場合

四十九日までに納骨式を行う場合は、喪服が基本です。通夜や葬式のときに着た喪服と同様のものを着用します。

ただし、葬儀のときに着用した喪服は、香炉の灰などで汚れている場合があります。そのため、納骨式前に参加する前に汚れがあるかを確認し、汚れが目立つ場合はクリーニングに出しておくことをおすすめします。

喪服のクリーニングは、通常よりも時間がかかる場合があるため、余裕を持ってクリーニングに出すようにしましょう。

四十九日以降の納骨式の場合

納骨式が四十九日以降に行われる場合は、平服でも問題ありません。平服とは普段着のことを指しますが、この場合は地味な色合いの服装が望ましいです。

ただし、これはあくまでも一般的な場合であり、家の風習によって決まりごとがある場合があります。例えば、一周忌までは喪服を着るなどの決まりがある家庭もあるため注意しましょう。

納骨式の服装での注意するべきこと

納骨式の服装では主に4つのことに注意する必要あります。ここからは、それぞれの注意点について紹介します。

平服といわれた場合

納骨式に平服で参加するようにといわれた場合、カジュアルすぎたり派手な色合いの服装で参加していいというわけではありません。基本的に男性、女性ともに黒やグレー系でまとめるのが一般的です。

男性の場合、ダークスーツを着用し、ネクタイも落ち着いた色合いのものを選びましょう。靴やベルトは黒で統一します。女性の場合、ダークスーツや地味な色合いのワンピースを着用しましょう。靴やストッキングも黒で統一します。

子どもの服装も色をおさえる

子どもが納骨式に参加する場合、基本的には大人と同じように黒などの地味な色合いの服装を心がけることが必要です。

もし、学生であれば制服で参加することが望ましいです。制服がない場合は、男の子は白いシャツかポロシャツに黒いズボンを着用します。ベルトや靴は黒でまとめ、靴下は白か黒の靴下を着用するのがいいでしょう。

女の子であれば、黒や紺、グレーのワンピースに、黒か肌色のストッキングを着用するのが望ましいです。

まだ小さい子どもの場合は、服装に関して厳しくいわれることは少ないです。ストレスにならないような服装やトイレに行きやすい服装に気をつけながらも、可能であれば黒やグレーといった落ち着いた色合いの服装で参加するようにしましょう。

派手な宝飾品はつけない

納骨式に参加する際は、通夜や葬儀と同様に派手な腕時計やアクセサリーは避けましょう。できれば、結婚指輪のみがおすすめです。また、ネックレスはパールのネックレスだけは身につけることができます。喪服の場合は黒のパールだと場の雰囲気にふさわしいでしょう。

ただし、パールネックレスを着ける場合、二連や三連のネックレスは不幸が重なる、繰り返すという意味を持ち縁起が悪いといわれているためNGです。

メイクや髪型は控えめにする

納骨式に出席する場合は、女性のメイクは控えめにすることが望ましいです。

チークは肌色のものを選び、血色が良すぎるメイクは避けましょう。アイシャドウやアイラインも薄めのものにして、全体的にベージュ系のナチュラルメイクを心がけることが必要です。また、ネイルに関しても派手なものは避けましょう。

さらに、髪型についても派手な髪型はNGです。髪が乱れている男性はワックスを使うのが好ましく、髪の長い女性の場合は髪を束ねた方がいいでしょう。女性の髪留めは黒を基調としたシンプルなものにすることが基本です。

まとめ

今回は納骨式の正しい服装と納骨式の服装で注意すべきことについて紹介しました。

納骨式の服装は、一般的に四十九日までは喪服ですが、それ以降は黒やグレーといった落ち着いた色味の平服でも構いません。全体的に失礼のないように身だしなみを整えて、弔意を表すことができるように何よりも重要です。

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